2010年 02月 10日
2010/02/10

c0178698_2225863.jpg




OK まずは前回の記事から読もうか。


冒頭から読者の皆さんに注文をつけてしまいました。普段、ブログの更新頻度が少ないなどと読者の皆さんにと怒られた時なんかは、「すみませんでした」と平謝りする秋葉なのでございますが、一旦ブログを書き始めて書くことがある時には、「前回の記事を読んでから今回の記事を読め」というように読者の読み方にまで指示をしてしまうほど、強気になってしまうのであります。

で、もうそんな前回の記事を読むのもめんどくさいという方に前回のおさらいをしておくと前回の記事は、「秋葉さん雪景色の鳥取砂丘を見に来たのですが雪が積もってないどころか砂丘にはラクダもいなかった」というのが前回の記事のおおまかなところだったのでございます。

で、砂丘には雪は積もっていなかったのですが、何か鳥取砂丘の周辺を見回してみると周辺の山側には結構雪が積もっており、昨晩鳥取に雪が降ったのは間違いのない事実のようなのであります。そして、もう一度鳥取砂丘の全体を見回してみますと、どうも遠くに見える砂丘の一番西側の狭い範囲がうっすらと白くなっているような気も致します。口で説明するのも難しいのでかんたんな地図などをつけるとこういう感じです。

c0178698_2243359.jpg


で、秋葉やっぱり雪の砂丘の雰囲気を味わってみたかったですし、何より雪の写真を撮りたいのであります。考えてみると「砂丘の一角とはいえ雪が残っていれば何か雰囲気のある写真が撮れたりするのではないか?」という気がするのです。それに、万が一そんなに雪が積もっていなくても少しは雪が残っていればレタッチソフトなどで写真をごまかして「砂丘にはこんなに雪が積もってるんですよー」などとブログでねつ造すればいいのでございます。

そこで、秋葉地図でいう「現在地」のところから白く塗りつぶした部分まで砂丘を歩いてみることにしました。地図や写真ではちょっとイメージしにくいとは思うのですが、砂丘は東西16km、南北2.4kmという結構な広さがあるのでございます。現在地のところから「白い砂丘の一角」まではおそらく30分以上はかかったと思います。そして、30分以上歩いて到着した「白い砂丘の一角」には間違いなく雪があって、それはそれは幻想的な風景だったのです。以下の写真。

c0178698_2254139.jpg

c0178698_226139.jpg

うん。嘘ついた。あんまり幻想的じゃない。普通に砂浜に雪が残ってますっていう程度。2枚目なんかはおそらく前日か早朝に誰か地元の人が雪だるまを作った残骸だと思うのですが、もう雪だるまか泥だるまなのか判らない状態になってしまっております。大体、僕は鳥取に「泥だるま」を撮りに来た訳ではないのです。もういくらここで、「雪の砂丘は美しい」と僕が何を言っても信じてもらえないと思うので、雪の砂丘に興味のある方はgoogleの画像検索で「鳥取砂丘 雪」と入力して検索してほしいです。なぜ「こういう写真を撮りたかったんですー」とそういう綺麗な雪の鳥取砂丘のお写真を乗せているページなんかに直接リンクをしないかというと、なんかそういう知らない人のところにリンクを張る勇気が無いからです。

で、もう鳥取砂丘を横断しても満足の行く雪の砂丘の写真が撮れなかった秋葉、さすがに「泣く子と天気には勝てぬ」と思い、雪の砂丘の写真は諦め、砂丘の入口方面にあるとある施設に向かったのです。その「とある施設」とは何かといいますと「砂の美術館」なのであります。

「砂の美術館」といいますのは、日本で唯一「砂」を素材にした彫刻作品を展示する野外美術館なのです。それはどういうものかと言うと、多くの世界遺産に指定されている建造物なんかを砂の彫刻で再現した作品が多数飾られているそれはそれは素敵なスポットなのです。何か文章で説明するより実際に写真を見てもらったほうが早いと思うので、まずは2年前に撮った写真をここに掲載してみようと思います。

c0178698_2264351.jpg

c0178698_227058.jpg


一枚目の写真はカンボジアの世界遺産「アンコール・トム」を再現した砂の彫刻です。続いて二枚目は中国の「始皇帝陵墓を取り囲む兵馬俑」なのであります。社会科の教科書なんかで見覚えありませんか?2年前に訪れた際には、もう日暮れ時でなかなか上手に撮れなかったのですが、この他にどんなものがあったかというとインドのタージマハルや日本の姫路城、中国の万里の長城などの砂の彫刻があったのでございます。崩れやすい砂でこういう彫刻を作るのはすごいと思いませんか?で、砂の美術館を前回訪れたときからは2年が経過しておるので、展示物の内容も随分と変わっているはずなのでございます。「さて、今年はどんな展示物があるかなー?」と楽しみにしていざ砂の美術館へ。最初に僕の目に飛び込んできた展示物は…


c0178698_227328.jpg



閉まっとん。砂の美術館1月3日で冬季閉館しとん。



どうも砂の美術館は冬季は訪れる人が少ないのか、風雪で冬季は作品の保存が難しいのか、それとも製作期間として休止しているのか判らないのですがとにかく営業を休止しており入館することができませんでした。

雪の砂丘を撮りに来たのに雪が降ってない上に、もう一つの楽しみであった砂の美術館まで閉館中という事態に秋葉の怒りは相当なもので、「もう緑化しろ!砂丘とか全部緑化すればいいよ!」と叫びながら地面を何度も踏みつけておりました。そんなことが3分ほど続いたあと、秋葉、気を取り直して鳥取砂丘周辺でもう一つ行きたいところがありましたのでそこへ向かうことにしたのです。

で、その「行きたいところ」というのは何かの施設ではなく「飲食店」でございました。といいますのも、秋葉ちょっと前まで楽しみにしていたTV番組があり、そのTV番組は「ろけみつ」という番組でして、それはエヴァンゲリオン芸人の稲垣早希がブログのコメント数に応じて軍資金をもらい貧乏旅をするというもので、旅行好きにはわりと見ていて面白い番組なのです。その番組で去年稲垣早希が鳥取砂丘に来て何か美味しそうなものを食べていたのであります。その美味しそうなものとは、「梨カレー」でございました。

梨カレーですよ。梨カレー。ビーフでもポークでもチキンでもなく鳥取名産の21世紀梨を具に使ったカレーなのです。そのTVを見ていたときは「カレーの具に梨とかねーよwwww」とか思いながら見ていたのですが、あまりにも稲垣早希が美味しそうに梨カレーを食べているところを見ましたので、これはカレー好きな秋葉としても一度その梨カレーというものを食してみないといけないという思いがしておりました。で、その梨カレーのお店が鳥取砂丘周辺にあることはTVを見ていてすぐ判りましたので、さっそくその梨カレーのお店に行ってみることに。砂の美術館から5分ほど歩いて見つけたその梨カレーのお店は、


c0178698_2281155.jpg




閉まっとん。土曜日の昼前やのに閉まっとん。



①砂丘に雪が無い、②砂の美術館閉まってる、③梨カレーのお店も閉まってる!という無いもの尽くしの3連コンボにはさすがの温厚な秋葉といえどもブチキレてしまい、カレー屋の窓ガラスをどんどん叩いて「舐めさせろ!ご飯いらないから、せめてカレーのルーだけでも人差し指で舐めさせろ!」と店の前で大声で叫んでカレー屋の店主を呼び出してやった!!!!!!
りできないほど秋葉が気が弱いのはもうここのブログを読んでる人は判っていると思いますし、そのとおりでしたので、僕の怒りは別のところに向かうしかなかったのであります。

で、怒り狂った秋葉が次に向かった先は再び鳥取砂丘でございました。もう怒りで我を忘れていた秋葉、禁断のアレを使う気になってしまっておったのです。実は秋葉家の家系は「平安時代の1200年前から続く祈祷師の家系」でございまして、秋葉にもその祈祷師の血が流れているのでございます。で、秋葉、祈祷などをしたことは生まれてこの方一度もないのですが、両親から「本当にどうしようもなく困ったときだけこの呪文を唱えなさい」と言い伝えられていた呪文を知っているのであります。今から思えばこの時がほんとうに困ったときであったのかは甚だ疑問なのですが、怒りに怒り狂った秋葉、鳥取砂丘でついに生まれて初めてこの「呪文」を唱えてしまったのでありました。


ーヤタモー。オ・セ・・タフニョ シュケ・チ「シモソ。 スヌニミヌマソエスタエマエル.タ目
少テ ネト タ郭テオオ ヌリコクーナウェ. ーウタホ ク眩ュコョタフ タヨエルク・シウ
チ、タサ チカチ、ヌリ コクステア・ケルカ⑪マエル,チジモジ



信じられないことかもしれませんが、この呪文を唱えた瞬間、空の色が急に変わりだしたのです。

c0178698_2291741.jpg


空の色が変わって雪が降り出した。写真を見てもらうとはっきりと判ると思うのですが、明らかに雪が降り始めております。「まさか…僕にこんな力があったのか!」と自分でも驚きながら、僕がまだ呪文を唱え続けた10分後

c0178698_2295168.jpg

もうカメラをどう構えても手持ちではブレてしまうほどの吹雪です。天気は大荒れで地面に雪が積もりはじめました。この調子でいけば2時間かそこらで砂丘全体に雪がしっかり被った状態になり、鳥取砂丘は辺り一面の雪景色になるわけです。あとは日没までの間に一瞬の晴れ間のチャンスを待って、青と白の世界の幻想的な砂丘の写真を撮ればいいだけです。まだこの写真を撮っている時間は12時前後ですので日没までいくらでも時間はあるのです。他の観光客が雪のせいで土産物屋などに避難していくのを横目で見ながら、僕は心の中で「ふははーもっと降れ!雪よ降れ!」と心躍らせながらヤタモーの呪文を唱え続けたのです。そしてヤタモーの呪文を唱え続けてから30分後には


c0178698_22104250.jpg



うん。普通に晴れた。雪とか全然積もらねぇし。大体ヤタモーの呪文って何だよ。


というか、みんな判ってると思うけど、「秋葉家は平安時代から続く祈祷師の家系」とか全部嘘だからね。これから某ゲーム内のチャットとかで天気が悪い日とか全部秋葉のせいにされたら秋葉、とても困ります。

結局のところ、この日はついに雪は降らずじまいでございました。冬の天気っていうのは思わせぶりで変わりやすいものなのです。今思えば、冬の天気というのは異性の心と同じような気が致しております。秋葉、これまでの人生の中でもちょっと思わせぶりな女性の言葉に心を動かされ、「ひょっとしてこの人は僕に気があるのだろうか?」と思い、いざ自分から勇気を出してその女性に告白などしてみようものならいつだって返ってくる返事は「ごめんなさい」でございました。今回の鳥取砂丘の一瞬の雪も僕の呪文の効果ではなく、今から思えば雪の女神の思わせぶりな態度であったように感じます。「いや、冬の天気はともかく、異性の思わせぶりな態度に心動かされたっていう部分は全部お前の勘違いだから。」とかコメントしようとした奴はマジで空気よめよ!秋葉さんこう見えてとても傷つきやすい。


で、このままだと話が逸れそうなので今日はこのへんで次回に続くのであります(長文すぎて疲れました)。
[PR]
by d-akb | 2010-02-10 22:46
<< 2010/02/23 2010/02/09 >>