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2008年 09月 15日
2008/09/15
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秋葉の大航海日記 第2日目エピローグ 8月下旬


山田(仮)と別れました。


ここまで前日の日記のおさらいを簡略化してしまうと、
何か、このブログの書き手はこれから失恋談でも
書くつもりなのだろうかと思われても仕方ないのですが、
山田(仮)は旅先で出会ったタクシー運転手なのであります。

山田(仮)と僕の関係を知りたい人は、
カレンダーの9月11日のところをクリックして
そこから順番に読んだらいいと思う。
このブログカレンダーないけど。

山田(仮)と別れて、ホテルの部屋まで戻ってきたのは
確か9時を少し回ったぐらいではなかったかと記憶しています。
運転などは、全て山田(仮)がしてくれていたものの
玉泉洞や首里城などでは結構ウロウロしていましたので
疲れがたまっていた僕は、夕飯をとることも忘れて
お風呂に入ったのであります。
そこから先の記憶がないのですが、
気が付いたときは午前2時過ぎでありました。
どうも疲れて寝てしまったようなのであります。

とりあえずTVをつけてみても、テレビショッピングなどしかやっておらず、
午前2時過ぎというのは何もすることがない時間なのです。
たった一つの事柄を除いては。


「山田(仮)にイタ電でもするか」
そう午前2時に出来るたった一つの事柄を実行することを決意し、
おもむろに携帯電話を取り出し、
一番最初の発信履歴を出してみたのですが
山田(仮)にとってみれば、昨日乗せただけの客=秋葉に
「旅行でテンション上がってる高校生的なノリ」で
深夜にイタ電などされる理由はまったく無く
さすがに迷惑かと思いましたので、山田(仮)へのイタズラは断念し、
少し夜の沖縄の街を徘徊することにしたのです。

フラフラと歩いていると、24時間営業のレストランが
ホテルから徒歩5分ぐらいのところに営業しておりました。
そういえば、夕飯を食べていなかったことに気付き
もう今から山田(仮)の家に押しかけても無料飯(ただめし)に
ありつけそうもないので、初日の夕飯はここで食することにしたのです。
僕が注文したものの写真は以下のようなものなのであります。


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なにか、このような写真が店内のメニューに貼ってあって
「ステーキセット」などと書かれていても
僕でも絶対に注文したくない感じのボケボケ写真なのですが、
この写真しか無いので勘弁して下さいとしか言いようがないのです。

僕にはこの旅行を通じて知った沖縄の食文化を伝えたいという思いがあり、
大げさに言えば、僕はブログを通して
沖縄の食文化を世界に広める伝道師としての使命を負っているのであります。
少しぐらい写真が不出来でも、掲載しなければならない理由があると思って
我慢して見てもらえればありがたいのです。

沖縄とステーキにまつわるお話などを絡めると、
沖縄は米軍統治下にあった時間が長かったため、
アメリカの食文化の影響と言ったらいいのか、
結構ステーキ店などがおおいようなのです。
今日のタクシーの移動中なども
ステーキ店の看板などがちらほら見えておりました。
山田(仮)の話では、結構美味しいステーキ店なども多いらしいので
沖縄に来てみたら、お肉などを食べてみるのもいいかもしれないです。

3泊4日の短い旅行期間ですが、残りの3日間も
このように「秋葉が出会った沖縄の郷土料理」みたいな感じで
写真を絡めて沖縄の食文化を紹介していきたいと思います。
ちなみに、今回の旅行で3泊した間の夕食は
3回ともこのレストランで同じステーキセット食べました。
どこが沖縄食文化の伝道師か。

食事を済ませた後は、コンビニで缶ビールなどを買って
ホテルでグビグビ飲みながら沖縄の観光案内などを熟読しておりました。
その時点では、2日目に行くところをまだその時点では決めていなかったのですが、
優先順位をつけて行きたいところから回っていこうという感じで
今後の旅行計画を立てることにしました。

そうすると目的地ははっきりしてきまして、
2日目は一番最初に行きたかったところである「美ら海水族館」
向かうことを決定したのです。

もう一度眠りにつき、起きたのは7時頃だったと思います。
ホテルの食堂でバイキング形式の食事などを済ませ、
カメラや交換レンズなどをバッグにつめてホテルを出発し
モノレールに乗り込りこむことにしました。

沖縄の交通事情については、以前の日記に軽く書いたのですが
沖縄は車社会であり、モノレールが走っている那覇市を除いては
公共交通機関などはなかなか観光には不向きなのであります。
ほとんどの観光客は、移動手段としてレンタカーを選択するような
土地柄なのであります。

美ら海水族館へは、那覇市から高速道路を車で2時間ぐらいのところにあり、
レンタカー無しでは少ししんどい場所にあるのであります。
ところが僕は、あえて今回の旅行ではレンタカーの申込はしなかったのであります。
代わりに選択した手段・・それはレンタルバイクでございました。

某オンラインゴルフゲームなどを廃プレイしていた時間がとても
長かったせいか、よく皆様に「秋葉お外に出るのが嫌いな子」みたいに
馬鹿にされたりするのですが、秋葉こう見えて昔はお外に出るのが
大好きな子でございました。

一応、日本国の法律上では秋葉、普通乗用車の他には、
「400ccまでのバイクなら乗っても良い」というお墨付きを
大阪府公安委員会から以前にいただいておるのです。

ここ数年の「休日もオンラインゴルフゲーム」ばかりの生活を
しておりますと、やや中型バイクの運転などには自信がもてなかったのですが、
そうかといって、もし万が一、楽しく旅行を楽しんでいるカップルのレンタカーの
後部などにバイクで突っ込んでしまうことがあったとしても、
それはこのような秋葉に免許を与えた
大阪府公安委員会が悪いのでございます(無責任)。

という訳で、モノレールから4駅ほどのレンタルバイクショップに到着したのが
ちょうど、営業時間開始の9時でありました。
今後の日記で、たまーにこのレンタルバイクショップのことを触れることが
あるかもしれないので、ここの店のことをこれからはレンタル上田(仮)と
省略して書くことにしようと思います。

レンタル上田(仮)はなかなか、いろいろなバイクがそろっているいいお店でして、
下は原付から上は400ccまでいろいろな種類のバイクがあるのです。

旅行前に問い合わせなどをしておりましたので、どのバイクでも
選べそうな状況だったため、いろいろ迷ったあげく、
秋葉が今回選んだのはsuzukiの125ccのスクーターでございました。

高速道路に乗れるという点では、
250ccや400ccのバイクというのもそれはそれは魅力的だったのですが、
レンタル代金が125ccに比べると少し高くなってしまうのと、
中型バイクに乗るのを止めて、4年程経過している不安もあってか、
400ccバイクは扱いやすさという点では、少し大きい気がするのです。

というのも、今回の旅行の目的の一つに、いろいろな綺麗だと思ったところは
漏れなく写真に納めてやろうと思っておりましたので、
これがレンタカーや大型バイクなどだと、道沿いに綺麗な景色など見つけたとしても
すぐさま途中停車→撮影などということをするには、
なにかと不自由するのでございます。

125ccのバイク(以下、省略してsuzukiと言います)のレンタルを申し込んだ後、
レンタル上田(仮)で簡単な契約事項の説明や、
①沖縄ではスコールがあって、少し雨宿りすれば止むこと
②長時間乗る場合は、日焼け止めなど塗った方がよいということ
③アスファルトが本土とは違って滑りやすく、転倒に注意

などということをアドバイスしていただきました。

冒頭の写真の左側にあるスクーターが今回のsuzukiなのです。
最初に乗り込んだ感触では、このsuzuki、小型の割にはスピードも80㌔ぐらいは
簡単に出る感じなので、快適な旅が待っているだろうなという感じでした。

その後、suzukiと僕の間にどのような運命が待っているかは
次回の日記に譲るのであります。
by d-akb | 2008-09-15 23:58
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